概要
近年、女性の就業率は年々上昇し、いわゆる「M字の谷」も浅くなってきていますが、第1子出産を機に仕事から離れる女性は少なくありません。一方で、現在、働いていない女性で、就労を希望している人は300万人近くに上ります。働き手の減少が見込まれるなかで、社会経済的な要請からも女性の再就職支援に焦点があたっています。
全国女性会館協議会では平成28年度文部科学省委託事業として、「『学び』を通じた女性の社会参画を促進するグッド・プラクティス収集調査」を行い、報告書をまとめました。この調査結果から、男性中心型の働き方や固定的な性別役割分業など、女性の社会参画を阻む壁が今も根強くあるなかで、大学におけるリカレント教育、男女共同参画センター、NPOなどが事業の実施主体となって、女性が「学び」を通して社会参画するための力を身につけ、活躍できるように支援・育成するために、工夫を重ねた特徴ある各種の支援が行われていることが把握できました。
今回の事業では、地域において大学、地方自治体、男女共同参画センターなど、さまざまなアクターが有機的に連携して、女性が「学び」、「働き」、「生きていく」ことを応援するためのモデル事業について紹介すると共に、その成果と今後に向けた課題について考えていきます。
開催イベント
【日時】 | 2019年2月24日(日)13時~16時 |
---|---|
【会場】 | 東京ウィメンズプラザ |
【内容】 | ・基調講演 ジャーナリスト治部れんげ ・実証事業の成果発表 ・パネルディスカッション ・ポスターセッション |
【報告】 | » 報告ページはこちら |